『Link Link Posters』展を終えて

イラストレーターの筧智子(かけひ さとこ)さんと新しい表現に臨んだグループ展『Link  Link Poster』は、おかげさまでオーディエンスのみなさんから好感をもって迎えられ、無事会期を終えることができました。

筧さんとの最初のMTGでは遺伝子の話やツリーハウス、バベルの塔の話などいろいろと多岐にわたり、アイディアを出し合いました。また、今回の展示は通常のポスター展と異なり、半立体の展示も可能とのことだったので、フィルムを使った面白い展示ができないかと考えていました。

8月の時点でサムネール(原案)を筧さんに提示し、イラストは先行制作いただきましたが、最後までフィルムを使った見せ方の検討が続きました。コスト、設置そして効果。コストと設置面がクリアになったのが、搬入の約10日前!その晩のうちにデザインをFIX、週末にフィルムのテストプリントを終え、翌週入稿となりました。
通常の業務では設置エリアのサイズや奥行きなどの仕様が出てから制作するので、今回のような表現と設置とデザインが同時進行ははじめての体験でした。

サムネール〜この段階ではフィルムは短冊状のアイディア

展覧会のテーマ「Link 〜つながる・つなげる」については、人類の古代から続いているDNAの旅を、旧約聖書にある言語・民族が70に分かれるきっかけとなったバベルの塔以前に思いを馳せ、再び人々がつながり合い分かり合える時代が来ることを願い制作しました。

でも難しい話抜きで、筧智子さんのいつものタッチと違う、POPでちょっとエッジィなキャラクターとPINKのグラフィックからHAPPYな何かを持ち帰っていただけたのなら、とてもうれしく思います。

会場では、フィルムの印刷されていない透明の70個の「穴」からのぞいて、バベルの塔やキャラクターを見つけて楽しんでいただいた様子で、「能動的に動いて楽しむポスター」の意図が伝わったように感じした。また、実際に展示したのち、改善点が日々現れる展示もはじめての経験でした。この経験をよいかたちで今後の展示作品や業務案件にフィードバックしたいと思います。


最後に、展示を企画いただいたgallery DAZZLE オーナーの村松さん、デザイナーの中村欣太郎さん、ありがとうございました。村松さんには、展示方法を後押しいただき、チャレンジングなことができました。また、PETフィルムの特性や印刷・展示方法な具体的な要件解決についてご提案いただいた東京リスマチック 新宿の長谷川さん、ありがとうございました。
そしてそして、超多忙なスケジュールの合間を縫って、おいでいただいたアート・ディレクターの永井裕明さん、大変ありがとうございました。


Illustration / Satoko Kakehi 筧 智子
Art Direction & Design / 吉﨑 達夫(Estrellas_WORKS
Print / 東京リスマチック 新宿
Materials / PET + ユポ/インクジェット

『Link Link Posters』に出展します。

本日より外苑前の gallery DAZZLE にてつながりをテーマとしたポスター展『Link Link Posters』展が開催されます。

吉﨑はイラストレーターの筧智子(かけひさとこ)さんと、人と人のつながりの原初的なもの、遺伝子の旅を通してヒトがどうつながってきたか、これからどうつながってゆくのかを、遥かバベルの時代から、インターネット/スマホの現代まで俯瞰した人類の営みと希望をかたちにしました。

ポスターは通常の1枚の紙でなく、レイヤーのフィルム越しに観ることで、覗き見る面白さを演出しています。

ぜひぐるぐると筧智子さんのいつもとは違う、ポップでちょっと毒っ気のあるキャラクターを通して、ヒトのつながりの未来を感じてください。

展示した光景

『Link Link Posters』展

10月2日(火)〜10月7日(日)
12:00〜19:00(最終日〜17:00)

10人のイラストレーターと10人のデザイナーが、ペアを組んで作るポスター展。
「つながる・つなげる」をテーマにしました。
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初日オープニングトーク:18:30〜
パーティ別会場(実費):19:00〜

★イラストレーター
石川ゆかり 大谷美保子 小笠原まりえ 筧 智子 片山なのあ
川井純子 久保夕香 小林達介 酒井千絵 中島早希
★デザイナー
市川晋二 小口智也 黒川聡 後藤祥子 白倉良晃 中村欽太郎
宮坂佳枝 吉﨑達夫 吉林優 四ッ谷憲二

★ イラストレーター 筧智子(かけひ さとこ)
http://yamasato7.wixsite.com/kakehp

★ gallery DAZZLE
http://gallery-dazzle.com/exhibitions/link-link-posters/
〒107-0061 
東京都港区北青山2-12-20山西ビル101
tel & fax 03-3746-4670
12:00~19:00(最終日17:00まで)月曜日休廊
Google Map
東京メトロ外苑前駅 3番出口より徒歩3分/BMWの前の横断歩道渡り、BMWビル脇を右折/正面の吉川質店を右折した小道の突き当たり

映画『地上の星―二宮金次郎伝』のWebプロモーションに携わって

エストレージャス_ワークスでは昨年より、五十嵐匠監督の映画『地上の星―二宮金次郎伝』のWebまわりのプロモーションに携わっています。

映画自体は4月いっぱいで撮影が完了し、荒編集のオールラッシュ(スタッフ向け試写)を6月に実施、完成へ向けて着実に進んでいます。キャストも金次郎役の主演・合田雅吏さんに加え、妻・なみ役の田中美里さん、小田原藩藩主役の榎木孝明さん、そして柳沢慎吾さん、田中泯さんと言う錚々たる顔ぶれに、若手芸人のカミナリが参加。

オフィシャルサイト。デザインはエストレージャス_ワークス。ビジュアルイラストは加藤英一郎さん

この映画が通常の映画とは違うのは、題材となった二宮金次郎の精神を映画製作というフォーマットでも実行していることにあります。かつては必ずと言っていいほど、小学校の校庭にあった二宮金次郎像。幼少期の勤勉さを推奨するアイコンとして広く知られていますが、大人になってからの金次郎をよく知る方はあまりいないのではないでしょうか?私自身、二宮尊徳と名前が変わって、幕府に貢献したというぐらいの認識しか持ち得ていませんでした。

本映画に携わることになり、数々の監督の言葉に加え、台本はもとより昨年秋には小田原市尊徳記念館に足を運び、色々と学ばせていただきました。そこでの二宮金次郎像は、常識と戦い常に人は如何によりよく生くべきか、と自問自答し、自ら土にまみれ、その処方を掴み広く人に知らしめた実践者の姿でした。監督の言葉を借りるなら、それは江戸時代の封建制度や既存の常識にとらわれない「革命家」としての金次郎です。

小田原市尊徳記念館に隣接する二宮尊徳生家 外観

金次郎の唱えた「報徳」という経済と道徳を結ぶ思想、その「至誠・勤労・分度・推譲」のプロセスや実践法の「仕法」などは、今でも経営者をはじめ、多くのフォロワーの方がいることでも、その考え方は現代にも生きる普遍的なものだったのだと思います。

二宮尊徳生家 内観

その金次郎の教えのひとつに、「積小為大」という「小さな事を積み重ねて大きな事を成す」と言う考え方があります。この映画では、市民の皆さんの募金=金次郎サポーターとクラウドファンディングを実施して、まさにその教えを映画自体が実施すると言う、大きな試みをチャレンジしています。

歴史の中の金次郎の功績と映画の中で生きている「生」の金次郎。両者をうまくハイブリッドさせて、大きな試みとともに現代の方に体験を通して金次郎を感じてもらえればと思っています。

*クラウドファンディングは、7月12日木曜日の23:59分まで実施しています。資金の使用目的は製作と上映までの資金となります。金次郎の映画を観てみたいという方、今の日本に欠けているものを探している方は、以下のリンクから、ぜひ五十嵐監督の熱い想いに触れてください。

 

▼ 映画『地上の星―二宮金次郎伝』クラウドファンディングサイト
https://a-port.asahi.com/projects/HoshiMovie/

▼ 映画『地上の星―二宮金次郎伝』オフィシャルサイト
http://hoshi-movie.com

▼ 映画『地上の星―二宮金次郎伝』公式Facebookページ
https://www.facebook.com/HoshiMovie/

▼ 映画『地上の星―二宮金次郎伝』公式Twitter
https://twitter.com/HoshiMovie/

▼ 映画『地上の星―二宮金次郎伝』公式Instagram
https://www.instagram.com/HoshiMovie/

映画『シンプル・ギフト 〜はじまりの歌声』とクラウドファンディング

昨年から取り組んでいる映画『Daddy Long Legs』改め、『シンプル・ギフト 〜はじまりの歌声』はクラウドファンディングの仕組みを使い、上映資金をご支援いただいています。

また、最新のトピックとしては、先週、パリでジャポニズム 2018と欧州アフリカ映画祭で上映し、ヨーロッパ、アフリカの方達にも観ていただき、好評うちに幕を閉じました。

この半年、映画はより多くの方に観ていただけるよう、タイトルをよりテーマに添い、テーマ曲といっても差し支えない、劇中歌「シンプル・ギフト」と同じものに改題しました。

クリエイティブ全体の方向性は変えずに、新たにロゴを制作しました。ロゴについてはできるだけ虚飾を排し、シンプル&ストレートにメッセージが伝わるものとしました。

またアフリカの子供たちと東北の子供たちが等しく主人公として見える様に、ビジュアルを変更しました。それがこのクラウドファンディング用のティザーチラシです。

クラウドファンディングについては、目標額を達成し、現在、期間を1ヶ月延ばしてさらにご支援を募っているところです。

クラウドファンディングの告知は、SNS〜主にFacebookページで情報発信し、口コミで共感の輪を広げられたことが大きなポイントになりました。

本映画のクライドファンディングは、6/30(土)本日が最終日となっています。この映画を劇場で観てみたい、という方はぜひご支援をお願いいたします。金額は少額から、またさまざまなリターン(特典)をご用意しています。

まずは、以下のサイトにアクセスして篠田監督の思いを感じてみてください。映画の最新情報はオフィシャルFacebookページがありますのでそちらでどうぞご覧ください。

劇場でみなさまに会えることを、篠田監督一同、楽しみにしています。

▼ 映画『シンプル・ギフト 〜はじまりの歌声』クラウドファンディングサイトhttps://greenfunding.jp/lab/projects/2185

▼ 映画『シンプル・ギフト 〜はじまりの歌声』公式Webサイト
http://simplegift.jp

▼ 映画『シンプル・ギフト 〜はじまりの歌声』公式Facebookページ
https://www.facebook.com/daddylonglegsmovie/

『アイドル映画 ポスター展』 に参加します

本日から、千駄ヶ谷のランドリーグラフィックスギャラリーで開催される『アイドル映画 ポスター展』ポスター展 に参加します。

AKB48出身のアイドル 星野みちるさんをゲストに迎えた架空のアイドル映画のポスター展覧会です。

デザイナーとイラストレーターがコラボレーションするこのエキシビション、今回は岩野睦美さんとタッグを組み、アイドル映画+アジアン映画のコラボを試みました。今回も、RGB印刷で、中国や東南アジアの「赤」の再現を目指しました。ぜひその目でご覧ください。

直前となりましたが、本日の13時からの開催となります。

吉﨑の在廊予定は、できるだけ18時以降にいたいと思いますが、最終日は日中から在廊する予定です。

以下、ギャラリーのWebサイトから。
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アイドル映画ポスター展
4.23[Mon] ⇒ 4.28[Sat] 13:00 ⇒ 20:00 最終日は18:00まで
オープニングパーティーは初日、18:00〜20:00。(星野みちるさんのご出演はありません)

最終日28日は、星野みちるさんをむかえトークショーを行います。
16:00〜16:30(入場無料)
ゲスト:サリ―久保田(デザイナー・ミュージシャン)

元AKBの星野みちるさんをゲストに迎え、
もし、アイドルが歌う曲が映画化されたら…。と想定し、
星野みちるさんが歌う「夏なんだし」(P:小西康陽)をテーマに
「アイドル」映画ポスターを制作します。

Illustrator:岩野睦美/すがゆり/谷口綾/陽菜ひよ子/SAAYA MASAKI/ムラサキユリエ
Designer:吉﨑達夫/中島慶章/黒川聡/小口智也/大滝奈緒子/市川晋二

【星野みちる プロフィール】
3歳から19歳までクラシックピアノを習う。2005年AKB48を卒業。展覧会テーマ曲「夏なんだし」は、小西康陽プロデュースの話題曲。この曲には稲川淳二がゲスト出演し話題を集める。

【トークショーゲスト:サリー久保田 プロフィール】
伝説のバンド、ファントムギフトのベーシストとしてデビュー。映画音楽監督からアイドルのプロデュース、グラフィックまで手がける。

● ランドリーグラフィックスギャラリー
http://www.laundry-graphics.jp/gallery/exhibitions/180423.html

● 岩野睦美 Webサイト
http://iwanomutsumi.webcrow.jp

● 星野みちる Webサイト
https://hoshino-michiru.officialsite.co

ポスター近影

『私のお気に入り〜My Favorite Things』ポスター展 に参加します

明日から、千駄ヶ谷のランドリーグラフィックスギャラリーで開催される『私のお気に入り〜My Favorite Things』ポスター展 に参加します。

昨年、小島麻由美さんをフューチャリングしたこの音楽との企画展、今年はCMなどでその声をきっと耳にしたことのある、奇妙礼太郎さんです。

デザイナーとイラストレーターがコラボレーションするこの展覧会、今回は藤岡詩織さんと参加します。藤岡さんは、建物や街の風景を懐かしさを感じつつも今を感じさせる透明感ある作風の方です。今回は、RGB印刷で、メッセージとともにオリジナル作品の雰囲気の再現を目指しました。ぜひその目でご覧ください。

明日の13時からの開催となります。会場では限定オリジナルグッズなども販売しています。

吉﨑の在廊予定は、できるだけ18時以降にいたいと思いますが、最終日は日中から在廊する予定です。

以下、ギャラリーのWebサイトから。
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11.27[Mon] ⇒ 12.2[Sat] 13:00 ⇒ 20:00 最終日は17:00まで
今回で3回目となるMy Favorite Thingsポスター展。
ライブポスターをテーマに制作されたB2ポスターがずらりと並びます。
イメージアイコンは、ミュージシャンの奇妙礼太郎さんです。

奇妙礼太郎プロフィール :奇妙礼太郎トラベルスイング楽団を経て、現在は天才バンドや弾き語りで行われるソロライブなどで活躍。オリジナルに加え、レパートリー豊かなカバー曲で多くのファンを魅了し、東京メトロ、SUZUKIラパンなど数多くのTVCMに起用され話題に。サントリーオールフリーのCMでは、曲の提供のみならず出演も。

illustrator 大野博美/オオノマサフミ/筧智子/熊本奈津子/ TAIZO/田辺ユミコ/長光雅世/藤岡詩織/宮川海奈/山口志のぶ
graphic designer 市川晋二/小口智也 /黒川聡/竹田壮一朗/中島慶章/中村欽太郎/畑中猛/宮坂佳枝/吉﨑達夫/林優

● ランドリーグラフィックスギャラリー
http://www.laundry-graphics.jp/gallery/exhibitions/171127.html

● 藤岡詩織 Webサイト
http://rooppua.wixsite.com/fujiokashiori

● 奇妙礼太郎 Webサイト
http://kimyoreitaro.com

ポスター近影

 

映画『Daddy Long Legs 〜あしながおじさん〜』をクリエイティブプロデュースするということ

去る4月より、旧知の篠田伸二監督がメガホンを取った、ウガンダのエイズ遺児や東日本大震災の災害遺児たちが、NY ブロードウェイの舞台に立つまでを追ったドキュメント映画『Daddy Long Legs 〜あしながおじさん〜』のクリエイティブプロデュースの任に就きました。

映画『Daddy Long Legs 〜あしながおじさん〜』写真
カゾの丘歓喜のダンス(Photo:渋谷敦志)

クリエイティブプロデュースとは、映画の宣伝・広報にあたってのコンセプト作りや表現の切り口、クオリティコントロールを指しますが、今回は、プロモーション施策の策定、Webサイトやパンフレット&フライヤーなどの実制作、SNSの運用まで幅広くカバーします。わかりやすく言えば、映画宣伝のための何でも屋です。

映画はほぼ完成しており、これから上映館を決めるためのパブリシティ(広報)/プロモーション(宣伝)期間となります。10月には一般試写も行い、年内にはクラウドファウンディングも実施し、来年の劇場公開に向けて全力で走ってゆきます。

本ブログでもその進捗をレポートしてゆきますので、お楽しみにしてください。

また、映画ではクラウドファウンディングを通して、サポーターとして参加いただける方々を募集しています。こちらも準備が整い次第、公式WebサイトやFacebookページでアナウンスいたします。

映画のくわしい内容や予告編映像は下記の公式Webサイト、Facebookページをご覧ください。

▼ 映画『Daddy Long Legs 〜あしながおじさん〜』公式Webサイト
http://daddylonglegs.jp/

▼ 映画『Daddy Long Legs 〜あしながおじさん〜』公式Facebookページ
https://www.facebook.com/daddylonglegsmovie/

showcase 01:スタートアップIT企業のブランド開発

株式会社 小池電算センター ロゴ
株式会社 小池電算センター ロゴマーク

Webシステム系のスタートアップIT企業 株式会社 小池電算センターさまからブランド開発を依頼されたのは、昨年の梅雨の季節でした。

まず、今回、初めて起業するという経営者の方から、事業の方向性やミッション、対外的にアピールしたいイメージなどをヒアリング。その中で、「ひと目見たら忘れられないような」というご要望がありました。

通常、企業ロゴのデザインは、経営者の方からのインタビューを元に経営理念や起業のミッション、事業目的から、イメージをかたちづくってゆきます。今回の場合は、上記に加え、堅いイメージよりも社名をあえて60〜70年代のIT企業っぽい意図的に「外した」ネーミングにしていることもあり、デザインにもネーミングを超えるユニークさ(独自性)を求められました。

当初のアイディアでは、取引先からの経営者の方のイメージが、藤子不二雄の小池さん(ラーメンをいつも食べてるあのヒトです)に似ているということから、魚介系のおしゃれなラーメン店のような方向性もあったのですが、社内検討の結果、何屋さんかわからない&はじけすぎということで見送られました。

株式会社 小池電算センター ロゴマーク 不採用案
株式会社 小池電算センター ロゴマーク 不採用案

そこで新たに出てきた方向性が、女性社員の意見も反映し、女性にも好感触のロゴマークを、というものでした。

女性を意識するということで、モチーフは花や動物なども考えられましたが、よりストレートに自社ならではのメッセージが伝わることを優先して、シンプルに小池の「小」の文字の形を基調に、コアラの顔のような愛らしさをスパイスしたキャッチーなシンボルマークをデザインしました。ロゴは既存フォントを微調整して制作しています。

合わせて、アプリケーション(営業ツール)として、名刺をご依頼いただきました。IT企業らしい先端技術イメージのものなど、ご提案いたしましたが、シンプルながらマークを大胆にトリミングしたインパクトと、表裏でデザインが違う意外性をもたせた案が、商談時の円滑な話題づくりに役立つという観点からご採用いただきました。

最後に、本案件では、制作物の仕上がりもさることながら、クライアントさまも自社の強みや対外イメージとは?といったブランドアイデンティティーを考える機会ができ、結果的により深く自社を知りアピールポイントを共有できたことこそが、その最大の成果だと私は考えています。

■ ESWに依頼してよかったこと
・弊社からお伝えした要望やイメージから、納得できるデザインを制作いただけた。
・デザイン案に悩んだ際は、親身に相談に乗っていただき、何度も再考をしていただけた。
・こちらからお伝えしたイメージ+αのご提案をいただけた。
・制作料金にも相談に乗っていただき、良心的な価格設定をしていただけた。

● 制作メモ
ご予算:20万円以内
制作期間:2ヶ月
ロゴマークデザイン:4案+7案
名刺デザイン:5案

株式会社 小池電算センター 名刺
株式会社 小池電算センター 名刺

本日、レコードジャケット展に参加します。

もう月半ばですが、新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて本日から、高円寺のマイクロ・オルタナティブ・カフェ&ギャラリー アーカーシャ(a.k.a. ウタカタカフェ)にて、レコードジャケット展が始まります。

このレコードジャケット展、2015年から続く企画で、第1回の日本の至宝のロックバンド MOONRIDERS、第2回の映画音楽の巨匠 ニーノ・ロータと多彩なミュージシャンを取り上げ、個性豊かな多くの作品が産み出されました。私は、うれしいことに連続3回お声がけいただいています。制作のルールとしては、まず、デザイナーが曲を3曲選び、イストレーターがその中から1曲を作品にし、デザイナーがそれをLPジャケットのかたちに仕上げるというものです。

第3回目のミュージシャンは、スウィング・ジャズのギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトです。時は1910年、ベルギーに生まれ、放浪のロマ(ジプシー)の家庭で育ち、ギターの腕を上げ、16歳で初レコーディング、当時の最先端の音楽=ジャズのリード楽器として初めてギターにスポットライトをあてた人物です。キャラバンの火事で、半身の大やけどとコードを押さえる左手の障害を乗り越え、超絶テクニックで響くサウンドはジプシースウィングとも呼ばれ、今でも熱烈なファンやミュージシャンからも尊敬されるアーティストです。

今回、ペアを組んだのはイラストレーターの伊波二郎さんです。「佐賀のがばいばあちゃん」の装丁イラストなどに代表されるように、ザクザクとしたタッチで心に幅寄せてくるテイストのイラストレーションを手掛けられる方です。

さあ、どんな曲が選ばれたでしょうか?お楽しみはギャラリーに着いてから!
ジャンゴの曲とジャケットが貴方をお待ちしています。

*入場無料ですが、カフェギャラリーなので1オーダーをお願いいたします。あたたまるチャイと美味しいカフェご飯がオススメ!

● 伊波二郎 オフィシャルサイト
http://www.h5.dion.ne.jp/~jiro/


dear musician vol.3「私は目覚める That’s Gypsy Swing Guitarist Diango Reinhardt」

as illustrator
青山タルト
伊藤弘通
伊波二郎
香田良太
ビオレッティアレッサンドロ

as designer
飯田裕子
筧真理子
サカヨリクニヲ
YAJ
吉﨑達夫

DM as illustrator;伊藤弘通 as designer;サカヨリクニヲ
produce by 水野夏(ウタカタカフェ&ギャラリー)

@高円寺アーカーシャ(東京都杉並区高円寺南3-61-11 旧ウタカタカフェ)
1/14(土)〜1/29(日)※月曜日定休日
(火)〜(金)19:30-23:00
(土)15:00-23:00
(日)13:00-18:00

Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/384296278585074/

カッコイイデザインは窓から捨てよ

エストレージャス_ワークスは、ブランディングに関連したお話をいただくことが多く、そのプロセスで経営者や決裁者の方の経営や事業の課題を共有することが多々あります。また、単発案件でも問題点を洗い出しているうちに、これはブランディングから見直さないと…、となることもよくあります。

さて、昨日は、久しぶりに元アップル・ジャパン社長の山元賢治さんの方の経営者向けの勉強会に参加しました。なかなか時間が取れず、行けずじまいでしたが、昨日も示唆に富む話題が多く、クリエイティブ業務を行う上でもとても多くのヒントが隠されていたと感じました。

例えば、山元さんの提唱する経営者の基礎体力として、例え出身が技術者畑であったとしても、コミュニケーション能力があること、バランスシートや損益計算書が読めること、経済や国際政治と軍事・宗教についても知見があることが挙げられます。特に国際政治や軍事・宗教は自分の主張・主義は置いておいて、世界がどのようなパワーバランスで動いているか冷静な目を持っていないと、海外進出や海外スタッフとのコミュニケーションで支障をきたす芽になりかねないというもの。

宗教で言えば、今やイスラム教への理解は、東南アジア諸国とビジネスする上で、避けて通れないものです。食品のハラール認証(イスラム教の禁忌をクリアした食品に与えられる認証制度)の対応企業ついては、日本でも多く見かけるようになってきました。

このような視点は、クリエイティブ職についても言えることだと日々感じており、以前からもアートや最先端の表現、映像、音楽に目配りしつつ、広告表現・技術トレンド・マーケティング手法をチェックしながら、日経その他、海外のニュースソースで政治・経済を俯瞰してきました。

そうすることで、経営者視点の感覚を取り入れ、表現に流れすぎない、ミッションを実現できる効果あるクリエイティブを制作してきたと考えています。

センスがよければ、また経験を積めば、カッコイイデザインはできます。その上でどう企業の経営課題や事業課題を解決するかがデザインの本来の役割です。それは、単発案件だけでなく、経営課題にともに取り組み、クライアントと10年以上の長きに渡り信頼関係を築いている、エストレージャス_ワークスだからこその強みと考えています。

COMMUNICA
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